こんにちわ、おいちゃんです。
わたしはポケットモンスターのアニメが大好きで、毎週dアニメストアで見てるのですが、OP曲の「1・2・3(ワンーツースリー)」が流れるたびに感動し、うるうるしてしまうほど、大好きなのです。
アニメの主題歌にハマったとしても、日常の中で口ずさむ程度なのですが、「1・2・3」は定期的に歌詞を読み返したり、OP映像を何度も見返しすほどのはまりっぷりです。
こんなにハマったのは、初代ポケットモンスターアニメの主題歌「めざせポケモンマスター」以来かもしれない…
ということで、今回は「1・2・3」の魅力を紹介したいと思います。
そもそも「ポケットモンスター」アニメとは
ポケットモンスターのアニメは1997年4月1日より放送が開始。ゲームソフト「ポケットモンスターシリーズ」が原作となっており、原作ゲームが発売されるたびにアニメタイトルも変更してきました。
歴代のアニメ
アニメタイトル | 放送期間 |
---|---|
ポケットモンスター | 1997~2002年 |
ポケットモンスター アドバンスジェネレーション | 2002~2006年 |
ポケットモンスター ダイヤモンド&パール | 2006~2010年 |
ポケットモンスター ベストウィッシュ | 2010~2013年 |
ポケットモンスター XY | 2013~2016年 |
ポケットモンスター サン&ムーン | 2016~2019年 |
ポケットモンスター | 2019年~現在 |
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1997年と2019年のアニメタイトルは同じ
過去のアニメシリーズはアニメ放送と同時期に発売されたゲームソフトと連動していましたが、2019年11月17日より放送を開始した「ポケットモンスター」は、違うのです。
2019年11月に発売されたゲームソフト「ポケットモンスター ソード・シールド」と連動しなかった、独自のアニメオリジナル作品となっています。
2019年アニメのテーマは「新たなスタート」と「原点回帰」
あらすじ
ポケットモンスター、縮めてポケモン。
この星の不思議な不思議な生き物。
空に、海に、森に、街に、世界中の至る所で
その姿を見ることができる。
これは、ポケモンバトルで
最強を目指す少年“サトシ”と、
すべてのポケモンをゲットするという
夢をもつ少年“ゴウ”の物語である。
サトシのパートナー“ピカチュウ”、
ゴウのパートナー“エースバーン”をはじめとする
たくさんのポケモンたちとともに、
今、無限に広がるポケモン世界への冒険がはじまる。
さぁ…夢と冒険と!
ポケットモンスターの世界へ!レッツゴー!
出典:テレビ東京アニメ公式
「W主役」で新章がスタート
今までは、サトシが主人公でしたが、サトシに加え、全てのポケモンをゲットするという夢を持つ10歳の少年「ゴウ」も新たな主人公として加わっています。
サトシ→ポケモンマスターになるこがと目標。本作では世界チャンピヨン「ダンデ」と公式戦で戦う夢を持つ。
ゴウ→ポケモンをゲットすることに比重を置いたトレーナー。全てのポケモンをゲットするため日々活動している。
サトシとゴウは目指すゴールは違うけど、「ポケモンが心から大好き」をという共通点があります。今までの「ポケモンと一緒に戦う」ではなく、「ポケモン収集」という新たな道を見せてくれたゴウは、昨今の社会テーマでもある「多様性」や「自由」も表現するキャラクターなのかもしれません。
本作は、ポケモン同士が仲良くしている描写や感動するシーンが増えた気がします。私好みです(にやにや)
大人胸熱!「原点回帰」
なんと第1話「ピカチュウ誕生!」では、サトシの相棒であるピカチュウがピチューだった頃が描かれています。
1997年に放送された第1話「ポケモン!きみにきめた!」では、サトシとピカチュウとの出会いが描かれてたので、その前の話になります。
現在のお子さんはもちろんのこと、当時のアニメを見ていた「大人」は胸熱ですよね。
第1話「ピカチュウ誕生!」は感動シーンが多いので、私は4回みて4回とも泣きました。今後も泣き続けることでしょう。
主題歌はまふまふプロデュースの「1・2・3」
アニメの主題歌は「1・2・3」。プロデュースおよび作詞・作曲・編曲はまふまふが担当。まふまふさんはネット初のアーティストで、高低差のある繊細な歌声でゲームやアニメの楽曲を制作しています。2020年には東京ドームでワンマンライブを開催した大人気のクリエイターです。
この「1・2・3」という曲が、歌詞も曲調もアニメにぴったりで、とても魅力的な歌なのです。
魅力① 子供と大人どちらも楽しめる歌詞・構成
アニメのオープニングとして使われるのは基本的に1番まで。その1番は、視聴者である子供をポケモンの世界観へと引き込んでくれる歌詞で構成されています。
2番は
- 成長したサトシの想い(サトシは10歳のままですが…)
- 1997年に放送していた当時のアニメを見ていた大人へのメッセージ
が込められていると思いました。歌詞の中にある「子供の頃には夢中で」「忘れた景色」「背丈も変わっているけど」辺りからひしひしと感じ取ることができます。
歌詞とにらめっこしながらぜひ聴いていただきたいです。
魅力② 原点回帰「めざせポケモンマスター」と類似点
歌詞の序盤に「火の中」「水の中」が出てきます。これは「めざせポケモンマスター」と同じ歌詞ですね。さらに注目していただきたいのが大サビです。
- めざせポケモンマスター→ユメはいつかホントになるって誰かが歌っていたけど〜(2:43)
- 1・2・3→君は君はいつのまにやら大人に〜(3:12)
大サビとは、楽曲の後半部分で、最後のサビの前に挿入される独自のメロディを指します。ここでの共通点はどちらも「訴えかける」ということです。
めざせポケモンマスターでは、サトシがサトシ自身に「夢を追いかけることは不安も伴うけど、諦めずに進もう」と自分に訴えかけていると思います。それに対し、1・2・3は、小さい時にポケモンを好きだったけど離れてしまった大人に向けて「当時好きだったポケモンは変わらずここにいるよ。」とメッセージを発信していますね。大サビ前は落ち着いた曲調になるので、歌詞がすんなり入ってきますよ。
大サビが流れるたびに涙するおいちゃんです。
曲全体を通して伝えたいことは
- めざせポケモンマスターで伝えたいこと:「サトシの熱い思い」を視聴者に伝える
- 1・2・3で伝えたいこと:子供・大人と幅広い世代に「ポケモンはあなたの身近な存在である」ことを伝える
なのかなと思いました。その時代のニーズに応え、視聴者の心に寄り添ってくれるポケモンの楽曲は本当にすごい。
魅力③ 細かいところまでこだわり抜いた楽曲
アップテンポの曲調にも関わらず、歌詞がすんなりと入ってくる不思議な曲。聞けば聞くほど新たな発見がありますよ。
曲の中にゲーム音が隠れている
曲が始まってすぐ(0:00)、大サビ終わり(3:41)にゲームボーイの起動音「ピコン♪」が聞こえます。1996年2月に発売されたゲームボーイの大人気ソフト「ポケットモンスター赤・緑」に熱中していた方からしたら興奮ですよね。昔のサウンドを令和の曲に取り入れるまふまふさんさすがです。
モンスターボールが開く音
0:40〜に流れる「全部ボールの中♪」にという歌詞のあと、モンスターボールが開く音がするので注目です。これは10回ぐらい聞いてようやく気がつきました。サトシがゲットしたポケモンをモンスターボールから出してる姿が想像できます。
魅力④ 二人で歌っている
「1・2・3」は様々なアーティストが歌い継ぐという企画を行なっています。
歌手 | 時期 | ジャンル |
---|---|---|
After the Rain (そらる×まふまふ) | 2019年11月17日〜 | 原曲 |
西川くんとキリショー (西川貴教×鬼龍院翔 ) | 2020年8月9日〜 | ロックテイスト |
からあげ姉妹 (松村沙友理×生田絵梨花) | 2021年1月8日〜 | アイドル調 |
2021年11月時点ではからあげ姉妹が歌う1・2・3を楽しめますね。
この楽曲はハモりも素敵。各アーティストの個性ある歌声が、かけ合わさることで深みが増しますね。サトシとゴウのW主役の本作にぴったりです。
アニメの音楽
アニメの中で流れる音楽は、2019年より林ゆうき氏が担当しています。ハイキュー!!やDIVE!!など幅広くアニメ音楽を担当している方。その中でも特に有名なのは僕のヒーローアカデミアです。
ヒロアカの主人公デクとゴウの声優は「山下大輝さん」と同じ方が担当されています。ポケモンとヒロアカの以外な共通点にびっくりです。
まとめ
いや〜「1・2・3」は本当に良い曲だ。大好きです。これからどんなアーティストが引き継いで歌うのかにも注目したいと思います。
以上、おいちゃんでした。
※ブログに掲載している内容は私の個人的な感想です。
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