こんにちわ、おいちゃんです!
いきなりですが、アトピー性皮膚炎をご存知でしょうか。
私は幼少期からアトピーです。皮膚科に通っていますが、アラサーである現在も治っておりません。
そもそもアトピー性皮膚炎って??
アトピー性皮膚炎とは、かゆみのある湿疹が満船的に良くなったり、悪くなったりをずっと繰り返す病気です。
皮膚のバリア機能が低下することが原因とされています。
目次
皮膚のバリア機能ってなに?
外部からの細菌や紫外線などの刺激から皮膚を守り、水分の蒸発を防いでくれるバリア機能が備わっています。
皮膚が痒くなる理由
バリア機能の低下です。
皮膚のバリア機能で重要な役割を果たすものは主に以下の4つとされています。
水分
角層に約30%の水分が含まれていると考えられています。
皮脂
アトピーの方→皮脂が少なく、肌が乾燥してバリア機能が損なわれます。
角質細胞間脂質
アトピーの方→バリア機能が低下する原因となります。
天然保湿因子
アトピーの方→外部からの刺激などで劣化したり、この因子が減少することで乾燥肌を誘発していると考えられています。
皮脂、角質細胞間脂質、天然保湿因子が皮膚の水分量を一定に保つ役割を保っているため、いずれのどれかが不足することで、角層の1水分が減少し、皮膚が乾燥します。
皮膚のバリア機能も同時に低下し外部からの刺激を受けやすく、かゆみを引き起こすとされています。
また、温度変化などの刺激でも、かゆみを引き起こすこともあります。
わたしのアトピー歴
わたしはこのアトピーという症状に、3歳から向き合っています。
小さい頃はアトピーを理解していなかったので、かゆいと感じたらとりあえず掻く!
血がでるまで掻きむしっていました。
アラサーの今も痒くなることが多く、皮膚科に通って薬をもらっています。
なぜ治らないの?
原因は2つあると思います。
①「掻く=気持ちいい」ということ。
掻けば掻く程、「もっと掻いて気持ちよくなりたい!!」と思ってしまうのです…
①外部(環境、温度、ストレスなど)からの刺激で、掻くなる
②掻くと気持ち良いからさらに掻く
③掻くことで、皮膚のバリア機能が低下、治りにくい体質に
④外部からの刺激でまた掻く
負のループですね。これを永遠と繰り返してしまうのです。
私の気持ち良い掻き方
この記事は掻かない方法を紹介するものなので、不必要でありますが、紹介させてください!!
アトピーの方、あるあるじゃないですか!?!?
①痒いところに熱湯シャワーをあてる
アトピーの方には、共感してもらえると思うのですが、びっくりするほどの快感なのです。
なんて例えたら良いかわからないんですけど「この世で一番の快感」だと思っています。しかし、熱湯シャワーはNG行為!皮脂分が温まり、シャワーで洗い流されてしまい、ますますバリア機能が低下してしまいます…でも、やめられないんですよね。
②皮膚を捻るように掻く
痒いところを爪を立てて掻くと、罪悪感があるため控えています。
しかし、捻るならよくない?と思い、痒くてたまらない時のみ、皮膚を捻るようにして掻きます。これを繰り返すと熱が生まれ、気持ちよくなり、①と同じ結末になります。
②寝ている時に無意識に掻くこと
日中は痒くても我慢することができるのですが、夜間に無意識に掻いてしまうことがあります。
夜は入浴や就寝の影響で皮膚温が上昇し、かゆみが増します。無意識なので歯止めがきかず、朝起きたら布団が血だらけってこともよくあります。
一緒に寝ている方は、掻く音で起きてしまうなど迷惑をかけることも…
掻く=気持ちよくなければすぐに治るのに…と何回思ったことでしょうか。
アトピーってなぜ不都合ばかりなのでしょう。
掻くことは気持ち良いけど、肌は色素沈着の影響で黒くなったり、傷が残ることもあります。
綺麗な肌の人を見るたびに、自分もあんな風になりたいと、アトピーを克服したいと思いますよね。
そこで私が掻くことをやめるために行ったことを紹介します。
掻くことをやめるために行ったこと!
①ステロイド薬
皮膚の炎症、かゆみを和らげる作用をもつ薬です。わたしは皮膚科に通っているため、この薬を毎日使っています。副作用もあるので注意が必要です。
薬を塗っても痒いときは痒いのですが。
②水に触れない
傷口に水が触れると、肌がさらに乾燥して、かゆみが増すことがあります。
そのため、私生活ではなるべく水に触れないように気をつけました。
食器洗いの際は、手袋装着。お風呂では防水絆創膏をつけるなど。
このご時世、手洗いやアルコール消毒が必須なので、24時間水に触れないのは難しいですよね。
③夜間の対策
掻く手段である「指の動き」を抑えるのが一番です。しかし手袋や、ガーゼを巻くだけですと簡単に取ってしまいますし、長時間つけると蒸れてさらに痒くなってしまいます。
そこでわたしが考えたのでは、
絆創膏+ミトン(たまに保冷剤)です。
①②も併用すれば少し症状が良くなるのではないでしょうか。
使い方はこちら↓
1、はじめに、痒い箇所に絆創膏を貼ります。
指が痒い場合は、指を曲げた時に隙間が生まれ、取れやすくなることがあります。そこでお勧めするのが絆創膏に切り込みを入れること!
痒いところにゴミがついていないか確認の上、絆創膏を貼ります。隙間が生まれないようにするのがポイントです。
指全体にかゆみが出ている時は、絆創膏を何枚も重ねてつけます。何枚もつけることで、簡単に取ることができなくなるのでおすすめです。
絆創膏は安すぎず、高すぎないものを選んでいます。
値段=質が高いことはわかっているのですが、私(ケチ)は1日3~5枚使用するので、量>質重視です。
2、ミトンをつけます。
通気性のよく、自力でほどき難いものがおすすめです。簡単に解けてしまうものは、意味がないのでご注意を!
私が使用しているミトンは、三井工房のミトンです。
綿素材を使用しているため、通気性抜群です。フリーサイズの男女兼用のため、どなたでも安心して装着可能となっています。
いろいろなミトンが販売されているので、相性の良いものを探してみてください。
3、万が一のために、保冷剤を寝室に置いておく
無意識に掻く力を甘くみてはいけません。朝起きると、ミトンがベッドから落ちていて、絆創膏も取れていて、患部は血だらけということも普通にあります。
寝る前に予備で用意したいのが保冷剤。
保冷剤を当てることで皮膚の温度を下げ、かゆみの沈着が期待できます。保冷剤は当てすぎると、体が冷えてしまうので「手のひらサイズ」ほどの小さめのものがおすすめです。
私は保冷剤をタオルで包んで、ベッド近くに置いておきます。かゆみを感じた際、保冷剤を患部に当て落ち着かせています。
まとめ
かゆみが原因で、不眠につながることもあるので、寝室には絆創膏・ミトン・保冷剤の準備をしておくことをお勧めします。
ぜひお風呂上がり、寝る前にためしてみてください。
アトピーと戦っている方はたくさんいらっしゃいます。1人じゃありません。みんなで戦いましょう。
以上、おいちゃんでした!!
コメント
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